ノー推敲日記

Twitterを始めてから本当に日記というものが書けなくなったので、短くてもいいから定期的に書いていこうと思った。

3月1日

仕事をする。
社内で半分公式・半分非公式のTwitterアカウントをぼくが管理しているのだけれど、「やるならちゃんと戦略やビジョンを考えて企画書を通せ」という当たり前すぎる指摘をいただく。いつか言われると思っていたから資料は集めていたんだけど。
ただ、これを書こうとするとかなり広範囲に渡って色々書く必要が出てきて、1年目の新入社員がこんなこと言っていいのか的なことをかなり書くことになってしまうと思う。まぁ、何事もやらなければ何もわからないので、時間を見つけてやる。

メールでMくんと雑誌企画の打ち合わせをするなど。

夜は渋谷で彼女とビビンバを食べる。
ほぼ日手帳」2010年版と、一条裕子「阿房列車」の2巻を購入。内田百間の同名エッセイを漫画化したもの。すべてが淡々と書かれている、ミニマリズムの極致。1巻はひとり海外旅行(ドイツ〜オランダ)に行った時に読んだが、今回は帰りの地下鉄で読んでいた。やっぱり旅行するときに読むべきだとおもう。
彼女が帰り際に「ポケットの中でカイロの中身が暴発してる…」とわけのわからないことを言い出すが、もう動じない。

阿房列車 2号 (IKKI COMIX)

阿房列車 2号 (IKKI COMIX)

3月2日

午前中は取材。
大事なのは「少し考えればわかる程度の基本的事項を、完全に実行すること」という話。それを「完全に実行する」ってことがとんでもなく難しいということも含めて、よくある話をぼくらは何十回と読み直さなければならない。

雑誌は取材に際しての勉強をひたすらアンド質問内容をひたすら考える。

積読だった小沼純一編「ジョン・ケージ著作選」を読み始める。「音楽について語ること」についての教科書と断じてしまって構わないぐらい素敵な内容もさることながら、工夫が凝らされまくった文字組みに感動する。一つの文章につき最低ひとつは付箋を貼る。
勢いで「サイレンス」もAmazonにて注文。3000円以上の本は勢いで買う必要がある。中平卓馬「見続ける涯に火が・・・ 批評集成1965-1977」もこの勢いで注文しそうになったけど思い止どまる。ほしい………

ジョン・ケージ著作選 (ちくま学芸文庫)

ジョン・ケージ著作選 (ちくま学芸文庫)

サイレンス

サイレンス

見続ける涯に火が・・・ 批評集成1965-1977

見続ける涯に火が・・・ 批評集成1965-1977